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●GANTZについて●

[GANTZ]
奥浩哉による新感覚のSF漫画作品。
2000年6月より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載開始。
2008年6月現在、単行本は23巻まで刊行。累計発行部数は820万部を超える。

ストーリーのあらすじは
一度死んだ人間たちが正体不明の「ガンツ」によって現実世界に甦り、
謎の星人たちとの戦いに強制参加させられる、というもので
その世界観は3Dモデリングソフトを駆使した精密な背景と
緻密な肉筆の人物画とが交錯する美麗な絵で表現される。

連載8年目にしてクライマックスを予感させる展開となっているが、
「ガンツ」の正体、目的などストーリーの核の部分には未だ謎が多い。
  

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●プロローグ●
(2008.05.22 藤井宅にて収録)

藤井|  第二回です。よろしくお願いします。
松島|  どうも。あの〜・・・前回を振り返ってなんですけどー。
藤井|  うん。
松島|  藤井ちゃんは文字にすると・・・普通になってしまう・・・。
藤井|  え?(笑)
松島|  声の抑揚がすごい大事なの、君は!
藤井|  いや、俺は振り返ってみると発言数少ないな、と思って。
松島|  うーん。それ以上に君のテンションのニュアンスが伝わらない・・・。
藤井|  今回は伝わるよう努力しますよ。
松島|  いやー・・・もう限界があるなこれは・・・(笑)。そういえばなんか「メッセンジャーとかチャットでやんないの?」なんてリアクションも寄せられてるんですけどね。1時間半の対談を録音して全部文字起こしをして、なんてあまりにも労力掛けすぎでナンセンスじゃない?なんて。
藤井|  いや、この企画はメール対談とかじゃ表現できないと思う。
松島|  まぁ、我々面と向かって話したいし。出会って話さないと発展できない領域があるんです。一休さんと蜷川新右衛門さんの連歌対決みたいに、即興性による想像力の誘爆効果を重視したい。「そもさん、せっぱ」というスピードがあって初めて人間が繰り出せる想像の爆発と言うか。
藤井| マイケルのとき(DIALOGUE:001_Michael Jackson)もそうだったけど、着地点はお互い想定しているのと随分違ってたと思うんだよね。それがどう収束するのかというのは我々の刺激的なゲームの一つでもあるし。
松島|  うん。あと反応で多かったのが、「なんでお前らこんなことしてんだ?」という意見。このサイトのintroductionでは藤井と松島の行動原理は説明しているけど、建築家2人がなぜこんなことを始めたのか、ということには言及してないんだよね。
藤井|  あ、その話しちゃう?
松島|  まぁちょっとプロローグではやり切れないけど、「あいつら気が散ってるぞ。」なんて言われちゃうと「そうじゃないだろ。」って最初に言い返しておきたいよなぁ。
藤井|  たとえば前回の議論の展開だと、「次の身体」の話に食いついてくれる人が多かったんだけど、そこって建築にかなり関わることだと思う。
松島|  空間の想像力には確実に直結する。
藤井|  還元されてるはず。
松島|  建築家って、フィールドを渡り歩いて情報を統合する人種だと思うんですよ。あらゆる情報を相対化して配置したり統合したりする人種。だから防水の話と、身体や知覚の話と、マンガの集中線の話が同じステージで語れるというのは我々の特権であり、アピールすべき点です。
藤井|  建築を避けているわけじゃないけど、建築周辺の話を繰り返していくのはダイレクトな効果があると思う。
松島|  その境界線上から建築を思考するという大義は正直言っていつでも作れますからね。見守ってほしいところです。
藤井|  正直始めた動機は我々のリビドーに尽きる。
松島|  ほとばしる、ね(笑)。
藤井|  って言っちゃうとさすがにつまんないかな(笑)。
松島|  いやいや、やっぱりリビドーには理由がある、と思わなきゃダメで、それは「マイケルがアンテナに引っかかるのはなぜだろう?」ということから示唆性を読んでいく毎回のテーマと同じ構図で、我々が建築以外の文化を語り合うということが絶対に重要だ、という予感が確かにあるんですよ。
藤井|  はいはい。
松島|  その意味と示唆は繰り返していくなかで間違いなく現れてきます。
藤井|  まぁやり続けていくので読み続けてほしいですね。
松島|  またのちほどこの点については話しましょう。よろしくお願いします。
  














一休さんと蜷川新右衛門さん

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